シロアリの意外な事
2018.05.12こんにちは
シロアリの意外なこと!!
シロアリは木造家屋に住みついて木材を食い荒らす害虫としてのイメージが多いと思われます。
そして、シロアリ=白いアリ=アリの仲間 と思われていることが多いと思いますが実際は昆虫綱のゴキブリ目シロアリ科(等翅目=シロアリ目とするものもある)に属し、翅脈の形態や共生原生動物などからもゴキブリ目と近いと考えられているようです。
アリとは生態が違う昆虫なのです。アリとは系統的にはかなり離れていて、食べ物も全く違うといえます。
シロアリの家屋に及ぼす被害は、土台や柱や桁や梁などの接合部に多く、建物の強度の低下の原因になることになります。
ただ、多くの場所が見えない場所なので修理が大掛かりになることも多いといわれています。
そのため、シロアリの羽アリを見つけた時点で、シロアリの種類や被害の程度などを調べて、対策をとることが一番の被害を食い止める方法だと考えられます。
しかし、害虫化してしまったシロアリにも、自然界での大変重要な役割があります。自然界で植物は太陽光と二酸化炭素から糖を作り出すことで、エネルギー源を確保しています。その植物の体は、セルロースなどと呼ばれる非常に密な分子構造をもつ物質から出来ていて、シロアリは枯葉や倒木などの枯れた植物などを共生微生物の力でそのセルロースを分解することによって、自らのエネルギー源とする一方で森林のゴミを分解するという重要な役割を持っているわけです。
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